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2006年4月

諏訪御料人

 諏訪御料人の本名は何だったのだろう。

 諏訪御料人とは武田信玄の義理の弟でもある諏訪頼重の娘。信玄は諏訪頼重を謀殺した後、この娘を側室として迎えた。やがて諏訪御料人は武田家の跡継ぎ勝頼を生み、24、5歳で死去した。多分古い文書を見ても「頼重の女」という表現くらいしか残っていないのだろう。

 新田次郎著の小説「武田信玄」ではこの姫のことを湖衣姫と名づけていた。井上靖著の小説「風林火山」では由布姫と名づけている。

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  井上靖著の小説「風林火山」を読み終えた。山本勘介を主人公にした小説で、来年のNHK大河ドラマの原作になる。姿格好は醜いが軍略に長けた武将としてのイメージが強い。その勘介の由布姫に対する純愛ともいえるような小説だった。先に読んだ南原著の「山本勘介」のようにエロティックな表現はないし、きれいな小説だと感じた。川中島合戦で死ぬ直前、既にこの世を去っている板垣信方、由布姫と再開する。大河ドラマではどういう表現になるのか、期待したいところだ。

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